説明
十字架やマリアなどのアクセサリーの定番とも言えるモチーフをラトル クリエイションでは今までつくってきませんでした。
というのも私自身、何か宗教を信仰しているわけではありませんのでどのような気持ちでつくればいいのか分からないというのが本音です。
もちろんラトル クリエイションと並行して他ブランドやショップのオリジナルをつくっていますのでラトル以外で頼まれればつくることも多いです。
今回、祈りの手という宗教的なモチーフを使いました。
人間誰しも生きていくうえで何かに祈りたくなる、祈ることしかできない状況に置かれる時があります。
現代の日本という国に生きる私と同じ多くの無宗教の方々もまだ見ぬ神にすがりたくなる時があるのではないでしょうか。
大切なことは何に祈るかでなく、祈るという行為そのもののような気がします。
祈りの手にまたがって彫られた文字はギリシャの歴史家ヘロドトスの言葉です。
『この世で何が悲しいといって、自分がいろいろな事を知りながら無力なためにそれをどうにもできぬことほど悲しいことはない』
そんな時、人は何かに祈る気がします。そして人が祈り強く願うその姿は美しく感じます。
多くの悲しい歴史を見てきた歴史家ならではの言葉。人の人生もまた歴史の一部だと思います。
独自のアンティーク仕上げを施してあります。
サイズを間違って購入されても、購入されてから7日以内で未使用の状態ならば無料でサイズ直しをお受けします。(往復送料はお客様負担になります。)
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